
機種 | スーパーファミコン |
メーカー | イマジニア |
発売日
| 1996年12月20日 |
価格 | 7,980円 |
ラベリング | いろいろと惜しいRPG |
おすすめ度 | ★★★★★★★☆☆☆ おすすめ |
ゲームプレイ動画
ゲーム紹介(参照:超絶大技林)
劇団「第三舞台」の主催者である
鴻上尚史氏が制作総指揮を務めている
近未来を舞台にしたRPGです。
突然 襲来した
エイリアンの進行を食い止めるため
主人公が 多彩な能力を使い、
戦いを繰り広げます。
巷の評価 まとめ
良かった所・豪華な制作陣。
・オーソドックスなRPG。
気になった所・ゲームのテンポの悪さ。
(戦闘、キーレスポンス)
・ゲームのノリ(展開)に波がある。
管理人によるレビュー
このRPGは大作を匂わせる要素が多いです。
オープニングからの展開にも
王道的RPG好きとしては
ワクワクさせられます。
だけど 致命的なのが、
その
「遊びにくさ」なのです。
キーレスポンス、エンカウント率、
戦闘時間の長さなど…
グラフィックや
シナリオ、システムなど
どれも見所が多いだけに
いろいろと惜しい点が
目立つ作品だと思いました。
これからこのゲームで遊ぼうとしている方へ
『MOTHER』や、
『ファイナルファンタジー』など
ちょうどスーパーファミコン
全盛期・90年代中頃の
RPGが好きな人なら
より楽しめる作品なのでは
ないかと思います。
実際、ゲーム中にも
それらの作品を意識して
作られているかのようなメタ的発言が
たくさん出てきますし…(
汗)
シナリオやグラフィックなど
なかなか凝っていますよ。
特にシステム面では
FFシリーズで言うところの、
アビリティシステムのような
チャクラというものがあって、
上手く使いこなすことで
戦闘が楽になるようになっていて、
この辺りはとても面白いなぁと思いました。
なお この作品は、
鴻上尚史氏・江川達也氏、
デーモン小暮閣下など
著名な方々を クリエイター陣に
迎えていることでも知られています。
ゲーム中で問題に感じるのは、
キーレスポンスの遅さですね。
これは実際に遊んでみないと
分からない感覚かもしれませんが、
例えるなら
街にいる人に Aボタンで話しかけると
ワンテンポ遅れて
メッセージが表示される、
といった感じです。
いっこく堂さんで例えると、
「あれ?
反応が
遅れて
やってくるよ」みたいな感じです。
この点はもう、慣れるしか無いですね。
しかし、このレスポンスの遅さは
フィールドのみならず
戦闘シーンでも
続くことになるのですが… (
汗)
なので、余計に1度の戦闘が
長く感じられるかと思います。
ただ本当に、その点を除けば
かなりしっかりと作られている
作品だと思います。
途中で止めてしまったという方も
多いみたいですが、
できれば 最後まで
遊んでみてほしいと思います。
※後になって
この辺りのバランスが改善された
『G.O.D pure』という作品が
プレイステーションで発売されています。

このゲームの攻略情報を調べる編集後記
※ネタバレ要素があります。
昔から気になっていたRPGでした。
当時は結局、買わずじまいでしたが。
それで いつか、この作品については
予備知識をできるだけ
得ないようにして
遊んでみたいと思っていました。
『MOTHER2』を思わせるような
アットホームな展開から始まり、
※自分は1度、
ゲーム開始直後の選択肢で速攻
GAME OVER
になりましたが…(
焦)
その後、エイリアンの襲来で
世界は 大きく変わり、
序盤こそ 街の人の会話にも
ゲームのメタ的発言や
ギャグ・パロが多かったものの、
気が付けば ストーリーは
どんどん重い展開に…
特に途中の
アイの死亡
(PC版では反転で表示)
イベントには驚かされました。
このイベントについては、
当時 遊んだことのある方は
このゲームの約一ヶ月後に
発売されることになる
『ファイナルファンタジーⅦ』
の、あのイベントよりも
ショッキングだったのでは
ないでしょうか。
『FFⅦ』とほぼ同時期に
SFCでの発売ということで
やはり いろんな意味で
惜しかったソフトだと思います。
当初の予定通りに
もっと早く発売されていれば
もう少しメジャーなタイトルに
なれたのでは…と。
ゲームも途中からは
インパクトのある
イベントが多かったなぁ。
なので、ゲームを
途中で止めちゃってる人は
ちゃんと最後まで
遊んでもらいたいなぁと思います。
特に、エンディングの展開が
一番強烈だったかもしれません。
エンディング後に出る
「つづけますか?」
(PC版では反転で表示)
の選択肢…
あなたはどちらを選びましたか?
確かに ちょっと
遊びにくい作品ではあったのですが、
今の時代なって初めて遊んでみても
いろいろと、新しい発見を
させてくれた作品なのでした。
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